私たちの生活に欠かせない乾電池。リモコンや時計、懐中電灯など、日常のあらゆる場面で活躍しています。しかし、正しい知識を持たずに使っていると、液漏れや寿命の短縮といったトラブルにつながることもあります。今回は、家庭で安心して乾電池を使うための基本ポイントをご紹介いたします。
乾電池を正しく使うためのポイント
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異なる種類や容量の電池を混ぜない
アルカリ電池とマンガン電池など、種類の違う電池を混ぜて使用すると、性能差により液漏れや発熱の原因になります。同じ種類・同じメーカー・同じ残量のものをセットすることが大切です。
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使い切った電池は早めに交換する
一本でも残量が少ない電池があると、ほかの電池に負担がかかり液漏れを起こしやすくなります。電池を複数本使用する機器は、必ずまとめて交換しましょう。
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端子部分を清潔に保つ
電池の+(プラス)と-(マイナス)の部分にホコリや汚れが付着すると接触不良の原因となります。柔らかい布で軽く拭き取るなど、定期的なお手入れもおすすめです。
保管のポイント
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高温多湿を避ける
直射日光の当たる場所や夏場の車内などは、温度が高くなり液漏れのリスクが高まります。涼しく乾燥した場所に保管してください。
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使わない機器からは電池を外す
長期間使用しないリモコンや懐中電灯に電池を入れっぱなしにしておくと、液漏れしやすくなります。保管時は必ず外す習慣をつけましょう。
液漏れが起きた場合
万が一、電池が液漏れしてしまった場合は、素手で触らずに注意して処分してください。使用していた機器は、液をしっかり拭き取り、乾燥させてから新しい電池を入れるようにしましょう。
まとめ
乾電池は身近な存在ですが、正しい使い方や保管方法を意識することで、より安全に、そして長く使うことができます。ご家庭の電池をぜひ一度見直して、安心して使える環境を整えてみてはいかがでしょうか。