電池は何に使われている?実際の使い道を紹介✨

私たちの周りで、様々な種類の電池が広く使われていますが、機器に合わせて最適な電池を選ぶことは意外と見過ごされがちです。電池には種類ごとに異なる特徴があり、そのために向いている機器も異なります。

また、電池には円筒形、角形、ボタン・コイン形・パック形などの様々な形があります。

この記事では、そんな電池が活躍している使用方法や種類についてご紹介致します。

 

【円筒形やボタン・コイン電池の使い道】

電池の種類の中でも皆さんが生活をしている上で特に身近に感じていただける形は、円筒形のアルカリ乾電池やボタン・コイン形電池だと思います。

まずはこの2種類の電池が何に使用されているかご紹介致します。

単1・単2・単3・単4と呼ばれているアルカリ乾電池は、主に防犯ブザーや時計、音楽プレイヤーやLED懐中電灯などに使用します。間隔を空けて使用すると電圧が回復するマンガン乾電池は、オン・オフを繰り返し行うリモコンやキッチンタイマーに使われることが多いです。

ボタン・コイン形電池の中でも幅広く使用されているのがコイン形リチウム電池で、電子辞書や歩数計、キーレスエントリーなど多彩な機器に対応しています。

コイン形よりも小さいアルカリボタン電池は、電子体温計や電子玩具など様々な小型機器で活躍しています。他にも腕時計や電卓などの精密機器に適した電池や補聴器用電池にもボタン・コイン形電池が使用されています。

 

【その他の電池の使用例】

皆さんが目にしている円筒管の電池、ボタン・コイン電池の他にも身の回りには様々な電池が活用しています。例えば機材の中に入っていて基本的に取り外しをしないので、普段見ることは無いですが、携帯電話やノートパソコン・デジタルカメラなどのモバイル・ポータブル機器には、各種機器組み込み型の小型充電式電池が使われています。

また、災害時や緊急事態が発生した時に必要な非常灯や誘導灯、火災警報器など危険な事態を報せたり、安全に脱出ができるように色々な防犯設備を作動させる電源として蓄電池(2次電池)が使用されていて、緊急時の安全を守ってくれています。

自動車には鉛蓄電池が使用されていて、エンジンの始動、点灯装置などに安定した電力を供給する電源、そして充電装置からの電気を蓄えるものとして大切な役割を果たしています。現在では、地球環境のことを考えたハイブリッド自動車、電気自動車には二次電池が使われており、ガソリンだけに頼らない今後の自動車の動力源として活躍が期待されています。

 

【まとめ】

私たちの生活には必要不可欠な電池ですが、あまり目にしない様々な場所にも使用されています。
同じ電池の形をしていても、特徴が違ったりするのであらかじめ使用する製品を調べてからどの電池が1番合うのか見極めておくといいと思います。

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